ウィーン・プレスインフォメーション 2022年3月号ガーデンパーティへ – 緑のあるお店

新型コロナウイルス感染症の世界的流行が長引いているにも関わらず、この数か月の間に、多くのレストラン、飲食店、バーが、オープンしています。花柄、緑の装飾、室内にある植物を通して、一年中、庭にいる気分が味わえるお店をご紹介します。

Chez Bernard （シェ・ベルナール）

ホテルモット（Hotel Motto）の8階には素敵な空間があります。シェ・ベルナールレストラン&バーでは緑に囲まれた空間でカクテルと上質な料理を楽しむことができます。天井や、客席の間にはシダやフィロデンドロン、ベゴニアが様々な形で成長しています。2022年春には屋上テラスもオープン。ウィーンの街並みを見渡すここからの眺望は、店内の緑の植物と同様に刺激的です。

Adlerhof（アドラーホーフ）

かつての古きウィーン酒場が大変身を遂げました。かつての美しい設備の一部は、アトリエ・カラシンスキーの手を借りて、新しい命が吹き込まれました。地下にあった螺旋階段は1階へと移され、そこに吊るされた植物が目を引いています。

Hansen（ハンセン）

リング通りに面した旧証券取引所の建物の半地下に、ハンセンはあります。赤レンガの建物が目を引きます。緑豊かな店内には園芸店レーダーライトナー（Lederleitner）が併設されています。植物や鉢、インテリアやガーデニングのヒントを探しているなら、特におすすめです。ショップとレストランの間には植物が置かれ、緑の壁の役割を果たしています。

Calienna （カリエンナ）

2020年にオープンしたノイバウガッセ（Neubaugasse）にあるカリエンナでは、エキゾチックな植物に囲まれ、淹れたてのコーヒーを楽しむことができます。観葉植物から焙煎所ズースムント（Süssmund）で焙煎されたメキシコ産のコーヒー、ショップ、クリエイティブスタジオまで幅広く揃っています。

Palmenhaus（パルメンハウス）

パルメンハウスは、もともとハプスブルク時代最後の大きな温室です。1902年のオープンからハプスブルク帝国の終焉までこの温室は、ハプスブルク家の所有でした。高さ15メートルのガラス張りの天井を持つこの温室は1998年から食事を提供するようになり、特に冬には寒さから逃れ、原生林の中で休暇を過ごしているかのような気分が味わえます。

Ponykarussell （ポニーカルーセル）

壮麗なドーム型の屋根を持つ建物は1887年のもので、長い間プラーター遊園地で子供向けのアトラクションでした。ポニーたちはすでに引退していますが、ポニーカルーセルが再び回り始めました。半分ジャングル、半分カルーセルとしてリニューアルオープンし、クオリティの高い料理を提供しています。壁紙に描かれたエキゾチックな動物や植物が目を引きます。

Hannelore （ハンネローレ）

カクテルとエレクトロサウンドを楽しめるハネローレは、ドロテーアガッセ（Dorotheergasse）6番地にあるウィーンで最新のカクテルバーです。緑の植物とビロードのように柔らかな手触りのインテリアがリビングにいるかのような気分にさせてくれます。バーの中央にある大きな木は日陰を作ってはくれませんが、お店と一体となって緑の絵を作り出しています。24種類以上のジンが試飲できます。

住所:

Chez Bernard Restaurant et Bar im Hotel Motto（ホテルモットシェ・ベルナールレストラン&バー）, Mariahilfer Straße 71a, 1060 Wien, www.hotelmotto.at/chez-bernard
Adlerhof（アドラーホーフ）, Burggasse 51, 1070 Wien, www.adlerhof.wien
Hansen（ハンセン）, Wipplingerstraße 34, 1010 Wien, www.hansen.co.at
Calienna（カリエンナ）, Neubaugasse 68, 1070 Wien, www.calienna.com
Brasserie Palmenhaus（ブラッスリーパルメンハウス）, Burggarten 1, 1010 Wien, www.palmenhaus.at
Café Ponykarussell（カフェポニーカルーセル）, Karl-Kolarik-Weg 1, Prater 86a, 1020 Wien, www.ponykarussell.at
Hannelore（ハンネローレ）, Dorotheergasse 6/8, 1010 Wien, https://hannelore.business.site