Colorful tiles on the roof of St. Stephen's Cathedral in Vienna

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ウィーン・プレスインフォメーション2023年01月号 舞踏会シーズンに向けて

ホーフブルク王宮での伝統的な舞踏会

1月には舞踏会シーズンが本格的に始まります。最も人気のある会場の一つは、ウィーンのホーフブルク王宮です。ここでは、さまざまな職種の団体、たとえば、菓子職人(ウィーンの菓子職人舞踏会、2023年1月12日)、法律家(法曹界舞踏会、2023年2月18日)、医師(ウィーンの医師会舞踏会、2023年1月28日)が舞踏会を開催しています。カフェハウスオーナー舞踏会(2023年2月3日)は、洗練された雰囲気で定評があります。また、ウィーン市内の大学もホーフブルク王宮で舞踏会を開きます(ウィーン経済大学舞踏会、2023年1月14日、ウィーン工科大学舞踏会、2023年1月26日)。

第65回ウィーン・オペラ座舞踏会

ウィーン国立歌劇場で開催されるウィーン・オペラ座舞踏会(2023年2月16日)は、5,000人の参加者が一堂に会し、何百万人もの人々がテレビで視聴する、舞踏会シーズンで最も壮大な祝祭です。この日は、リング通りにある有名な歌劇場を観客席から眺めるだけでなく、多くの著名なゲストや音楽界のスターに混じり、舞台裏を体験することもできます。

数字で見るオペラ座舞踏会

  • 5,150人の舞踏会参加者
  • 150組のデビュタントペアと150名の音楽家
  • 171個の大型フラワーアレンジメントと480個の小型フラワーアレンジメント
  • 52,600個のグラス、9,200本のカトラリー、1,000個のシャンパンクーラー
  • 320名の接客スタッフ
  • 約250万人のテレビ視聴者
  • オペラ座のダンスホールへの転換に30時間、原状復帰に21時間
  • 会場転換に従事する350名の専門スタッフと150名のアシスタント
  • ダンスフロア、ステージボックス、内装材を輸送する低床トレーラー80台
  • 設営および転換工事の受注額は50社で合計約150万ユーロ

その他の舞踏会

  • 花の舞踏会:すでに第99回を数えるウィーン市造園局の花の舞踏会は、市庁舎が花の海に変貌させます。この舞踏会の起源は、1920年代にプラーターでウィーン市の庭師らが作った花輪に遡ります。(2023年1月13日)
  • 世界的に有名なウィーンフィルハーモニー管弦楽団は、ウィーン楽友協会で舞踏会を開催します。ただしウィーンフィルの団員が演奏するのはオープニングのみで、その後はゲストに混じって楽しみます。(2023年1月19日)

ウィーンの舞踏会の伝統

ウィーンの伝統的な舞踏会は華やかな儀礼に則って行われます。ドレスコードでは、女性はロングイブニングドレス、男性はタキシードまたは燕尾服の着用が規定されています。これらの夜会服は専門店のFlossmann(フロスマン)やVondru(ヴォンドル)などでレンタルできます。社交界にデビューするデビュタントのカップルの場合、女性は白いドレス姿です。「アッレス・ワルツァー(さあ、皆さん、ワルツを!)」の開始の掛け声でポロネーズとともに舞踏会の幕が開きます。

舞踏会の終了も、伝統的な儀式に則って促されます。ボールルームの照明が暗くなり、音楽バンドがスローテンポのワルツを奏でます。舞踏会がお開きになったあとは、ソーセージスタンドに立ち寄ったりカフェでグーラッシュを食べたりして、興奮と熱気を冷まします。

ウィーナーワルツ

主要な舞踏会

夜会服レンタル:

  • Flossmann Braut und Abendmoden(フロスマン・ブライダルとイブニングウェア):www.flossmann.at
  • Modehaus Vondru(ファッションハウス・ヴォンドル):www.vondru.at

Contact

Matthias Schwindl
Media Relations
+43 1 211 14-361