ウィーン・プレスインフォメーション 2016年5月号 フォトギャラリー:10×ウィーン・デザイン

トーネットNo.14
デザイン史上のシンボルであり、ウィーンのカフェハウスの定番とも言うべき椅子は、1859年にミヒャエル・トーネットがデザインしました。トーネットNo.14は、必要最小限に抽象化したシンプルな美学が光彩を放っています。この椅子は今も、分解して平らに梱包し、ネジとボルトとともに全世界に発送されています。
www.gebruederthonetvienna.com/de
– © MAK/ Georg Mayer
ウィーン・シルバー・マニュファクチャーの「ビューティ・セット」
オスワルト・ヘルトルは1950年代を代表するデザイナー・建築家で、女性のメーキャップ用品もデザインしました。手鏡、櫛、ブラシ、服用ブラシが統一的なフォルムで造形され、スマートな襞模様で飾られています。ウィーン・シルバー・マニュファクチャーでは、オリジナル・スケッチをもとに、ヘルトルの「ビューティ・セット」を新たに生産しています。
www.wienersilbermanufactur.com
– © Craig Dillon
トーネットNo.14
デザイン史上のシンボルであり、ウィーンのカフェハウスの定番とも言うべき椅子は、1859年にミヒャエル・トーネットがデザインしました。トーネットNo.14は、必要最小限に抽象化したシンプルな美学が光彩を放っています。この椅子は今も、分解して平らに梱包し、ネジとボルトとともに全世界に発送されています。
www.gebruederthonetvienna.com/de
– © MAK/ Georg Mayer
ロブマイヤーの「メトロポリタン・シャンデリア」
直径1メートル、重量17キロ:メトロポリタン歌劇場のシャンデリアは、家族経営の老舗ロブマイヤーが受注した最大のものではありませんが、最も重要な製品と言えるでしょう。20世紀で最も知名度の高いシャンデリアは、ハンス・ハラルド・ロートが1966年にデザインしたもので、今年は50周年を迎えました。このシャンデリアは今も、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場に輝いています。
– © Lobmeyrアウガルテン磁器工房のコーヒーセット「メロン」
「ウィーン工房」の設立者ヨーゼフ・ホフマンは1929年、世界的に名高いコーヒーセットをデザインしました。ホフマンは、20世紀で最も重要なデザイナーのひとりであり、グスタフ・クリムト、アドルフ・ロース、オットー・ワーグナーなどと共に「ウィーン・セセッシオン(分離派)」の設立メンバーでした。コーヒーセット「メロン」は、バラ色、水色、赤、黄、ターコイズブルー、オレンジ、黒、紫、緑、黒と金など、様々な色彩で提供されています。
– © Augarten Porzellan
「ウィーンの黄金のハート」による名品「ウィーナー・ホイリゲ」グラス
伝統的な樽型の八分の一リットル・グラスは今も、ウィーンのワイン生産者が自家製ワインを提供するホイリゲのグラスとして人気を集めています。伝統的なブドウ模様が「ウィーンの黄金のハート」によって現代的にアレンジされ、文字通り金で描かれています。
– © DAS GOLDENE WIENER HERZ
ウィーン・シルバー・マニュファクチャーの「ビューティ・セット」
オスワルト・ヘルトルは1950年代を代表するデザイナー・建築家で、女性のメーキャップ用品もデザインしました。手鏡、櫛、ブラシ、服用ブラシが統一的なフォルムで造形され、スマートな襞模様で飾られています。ウィーン・シルバー・マニュファクチャーでは、オリジナル・スケッチをもとに、ヘルトルの「ビューティ・セット」を新たに生産しています。
www.wienersilbermanufactur.com
– © Craig Dillon
アルトマン&キューネのミニ・プラリネ
ヌガー、マジパン、カカオなどの香り高いプラリネは、ウィーン工房デザインによる愛らしいミニサイズの箪笥や帽子箱、裁縫箱などに納められています。アルトマン&キューネのコンフェクトは、2区にあるマニュファクチャーで創造されます。混ぜたり、丸めたり、詰めたり、小さな飾りを付けたり、全ては丁寧な手作業です。旧市街グラーベンにある古風な店舗は、それ自体一見に値する貴重な存在です。
– © Altmann & Kühne
ウィーンのサイコロ時計
20世紀初頭、ウィーンのために設計された「サイコロ時計」は、1907年初めてリング通りに設置されました。約70のサイコロ時計が今も、ウィーンの広場や交差点で時を告げています。その大きさと形状のため、どこからでも時刻が読み取れる上、スマートフォン時代の待ち合わせ場所として人気を集めています。2015年ウィーンの企業リヒターローは、1907年のオリジナル・デザインを生かして、腕時計「ノーマルタイム」を売り出しました。
– © lichterloh.com
ウィーンのオリジナル・スノーグローブ
シュテファン大寺院や大観覧車:ウィーンのオリジナル・スノーグローブでは、ミニチュア・サイズの名所や風景に、音もなく雪が降り注ぎます。100年以上前に祖父が発明したスノーグローブを、エルヴィン・パージーは今もウィーン郊外区のマニュファクチャーで生産し、次々と新たなモチーフを考案、世界中に輸出しています。中で降り注ぐ雪のレシピは、当然ながら発明以来、極秘となっています。
– © Schneekugel Manufaktur
ウィーン・ミュージアム・クオーターのアウトドア家具
春の訪れとともに、ウィーン・ミュージアム・クオーターの広々とした中庭にはカラフルなオブジェクトが登場、たちまち訪れる人々によって占領されます。このアウトドア家具「エンツィ」をデザインしたのはウィーンの建築家グループPPAGで、2005年には、デザイン部門でアドルフ・ロース国家賞を受けています。今ではMQ家具と呼ばれ、毎年ウィーンのカルチャーゾーンの夏を飾るトレードマークとなっています。
– © WienTourismus/ Peter Rigaud
フォルマファンタスマのウィーン・オリジナル・トランプ
フォルマファンタスマのウィーン・オリジナル・トランプは、ウィーン市観光局が主催したウィーン・スーヴェニール・デザイン・コンクールで、イタリアから出品されたものです。これを生産しているのは、1824年創業のウィーンの老舗フェルト.ピアトニック&ゼーネです。裏側は、オーストリアの伝統的なタロット・カードの柄ですが、表側は、ウィーン工房、ヨーゼフ・ホフマン、アルマ・マーラー、ジークムント・フロイトなど、ウィーンの文化史に関連する様々な絵柄があります。
– © WTV-images4life.atコンタクト:
ウィーン市観光局
国際メディア部 日本担当
Vienna Tourist Board
Verena Hable
Tel. (+ 43 1) 211 14-363
verena.hable@vienna.info