By using our website, you are agreeing to cookies being stored and Google Analytics being used on your device in order to offer the best possible service. You can find more information on this here.

B2B service for the tourism industry To website for visitors to Vienna
Colorful tiles on the roof of St. Stephen's Cathedral in Vienna

ウィーン・プレスインフォメーション 2014年5月号 リング通り150年周年:豪華な大通りの誕生

記念すべき2015年のウィーンでは、リング通りに関する数多くの特別展が開催されます。すでに2014年5月15日から9月28日までカールスプラッツのウィーン・ミュージアムで開催される特別展「メトロポールの実験‐1873年:ウィーンと万国博覧会」では、万博とともにリング通り建設や、当時の大規模な都市開発プロジェクトが分析されます。 (www.wienmuseum.at).

今号のニュースレターから3回にわたり様々な角度からウィーンのリング通りをご紹介いたします。
第1部:豪華な大通りの誕生(2014年5月号)
第2部:ウィーンの野外博物館(2014年7月号)
第3部:交通の大動脈&保養のオアシス(2014年9月号)

第1部:豪華な大通りの誕生

ウィーンのリング通りの歴史は1857年12月20日に、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が市街地を囲む砦を取り壊し、古い要塞と市壁の前のこれまで軍事的に利用されていた敷地、いわゆる「斜堤」を、豪華な建物が並ぶ華やかな通りに作り変えることを指示したことから始まります。ウィーンの歴史上最大の都市建築計画は、皇帝の居城や貴族の館が圧倒的に多い市街地から、小市民が住む町外れとの交通の接続を作り上げることでした。同時に、この超巨大な建築計画は、ウィーンの急速な人口増加を顧慮したものでもありました。1857年から1868年に市の人口はおよそ30%増加し、1890年には100万人都市に成長しました。そして、結局リング通りの建設は、ドナウ帝国の封建的な居城都市からヨーロッパの大都市への転換をも強調するものでありました。

国際的なコンクールで、85の建築オフィスが構想を提出しましたが、しかしどのプロジェクトもそのままの形では実行されませんでした。その代り委員会が提出された中の最高の構想から、およそ57mの幅、約5㎞の長さ、壮大な公共機関の建物、宮殿、プライベートのマンション、広場、公園などのあるほぼ円形の二本の並木道の道路という「基礎計画」を練り上げました。防衛施設の取り壊しによりできた空き地(合計240万㎡、サッカー場およそ300個分)は、公共機関の建物や道路、公園が計画されなければ、民間には高い金額で販売し、それにより公共機関の建物の資金負担が軽減されました。民間の建築主は、5年以内に建築プロジェクトが完成すれば、30年間の税金免除という利益を受けることができました。

皇帝の居城都市が巨大な工事現場となり、1858年からハイピッチで建設が進められました。着工から皇帝夫妻列席の下行われた1865年の5月1日のリング通りの公式な開通まで、7年もの歳月を要しました。この時点でようやく総合プロジェクトの一部が完成したのです。リング通りの素早い建設展開は、そこで仕事をしている人々の負担となりました。建設作業員とレンガ作業員は、非常に少ない賃金で長く大変な作業を強いられました。建設用レンガはその大部分が街の南にあるレンガ工場から運ばれ、そしてほとんどボヘミアからの移民の作業員がレンガ作りに関わっていたため「ツィーゲルベーム(レンガ・ボヘミア)」という呼び方が生まれました。

壮大な規模の建築プロジェクトとして、ウィーンのリング通りは理解の早い資金提供者や建築主、建築家ヨーロッパ全土から引き寄せました。ブルク劇場と宮廷博物館を設計した建築家のゴットフリード・ゼンパーはハンブルク出身であり、リング通りの設計者ルートヴィヒ・フォン・フュルスターはフランス、テオフィール・ハンセンはデンマーク出身です。リング通りの宮殿は、ウクライナ出身の銀行家一家エフルッシ、プラハの裕福なユダヤ系市民出身のエプシュタイン家、ルーマニア出身の大貿易一家トデスコ家などが建てさせました。

コンタクト:

ウィーン市観光局
国際メディア部 日本担当
Vienna Tourist Board
Verena Hable
Tel. (+ 43 1) 211 14-363

Rate this article
Feedback to the vienna.info editorial team

Please complete all the mandatory fields marked with *.

Title *
Title
Service links