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Colorful tiles on the roof of St. Stephen's Cathedral in Vienna

ウィーン・プレスインフォメーション 2014年1月号 第一次世界大戦を振り返る年

オーストリアの画家アルビン・エッガー・リエンツ(1868〜1926)の「死の舞踏」(1908)は、1914年に第一次世界大戦が勃発すると、戦争への警鐘と解釈されました。この作品を起点とする特別展は、ベルヴェデーレ宮殿のオランジェリーで開催され、個性豊かな画家の発展過程と、彼の作品をめぐる様々な解釈が紹介されます。第一次世界大戦勃発100周年は、女性初のノーベル平和賞受賞者ベルタ・フォン・ズットナーの没後100周年に当たります。これを記念して、ウィーン、ブルノ、サラエヴォ3都市共同による展覧会プロジェクトが実施されます。「人間の尊厳」と題する特別展は、ウィーン市の美術コレクションMUSAに展示されます。サラエヴォでは、ボスニア・ヘルツェゴビナ国立ギャラリーで2014年6月28日スタート、ブルノでは2014年秋、芸術の家で開催されます。

ウィーン・ユダヤ博物館で開催される「世界の没落:第一次世界大戦におけるユダヤ人の生と死」は、第一次世界大戦と王朝の旧秩序崩壊が、オーストリア・ハンガリー帝国に住んでいたユダヤ人にもたらした重大な結果を浮き彫りにするものです。王朝時代のユダヤ人は、皇帝フランツ・ヨーゼフI世の最も忠実な臣民であり、反ユダヤ主義を嫌った皇帝も、ユダヤ人に対し法的地位を保障していました。35万人に上るユダヤ人兵士が第一次世界大戦に出征、移動する前線は、ガリシア最大のユダヤ人居住地域を蹂躙し、破壊しつくしました。この特別展では、ユダヤ人兵士、政治家、ラビ、芸術家、革命家、平和主義者などの生涯を辿ります。その中には様々な女性の生涯も含まれます。

ウィーンにおける大半の2014年特別展が、サラエヴォの暗殺事件と、その壊滅的な帰結を中心テーマとしているのに対し、ウィーン世界博物館の特別展は、帝位継承者が1892/93年に行った世界旅行をテーマとしています。「フランツはここに!フランツ・フェルディナント大公の世界旅行」では、多面的で両極を内包する人物の内面に迫ります。フランツ・フェルディナント・フォン・オーストリア・エステ大公は、大量の猟穫と1万4000点を超える収集品を世界旅行から持ち帰りました。そのうち、ほぼ1万点余りが、今も世界博物館に保存されています。

オーストリア国立図書館の特別展「臣民に告ぐ!第一次世界大戦19141918は、開戦への精神的高揚と幻滅、英雄行為と悲劇、プロパガンダと悲惨な現実、前線の兵士たちと後方における女性や子供たちの日常などを紹介するものです。ヨーゼフ広場に面する国立図書館プルンクザールに登場する展示品の多くは、かつての宮廷図書館が所蔵していた「戦争コレクション」から、初めて一般公開されるものです。

ウィーン産業技術博物館では2014年5月8日から、特別展「戦争と技術」が開催されます。ここでは、技術に対する戦争の影響に加え、前線、戦争中の日常生活、プロパガンダなどがテーマです。予定されていた産業技術博物館オープンの直前に第一次世界大戦が勃発、従って、これは博物館の歴史をも紹介するものです。

レオポルト美術館の特別展は「戦時下の美術!オーストリア19141918と題して、当時のオーストリアにおける画家たちの運命を焦点に据え、絵画、写真、自筆原稿、ドキュメントなどが展示されます。出発点となるのは、エゴン・シーレ、アルビン・エッガー・リエンツ、アントン・コリークたちの戦争体験です。現代の視角と関連して、第一次大戦当時、オーストリア・ハンガリー帝国と敵対していた国々の、現代アーチストのポジションも紹介されます。

1914年7月28日、セルビアへの宣戦布告とともに、ウィーンでは戦時報道局が設立されました。戦争報道は軍事機構に組み入れられ、戦意高揚のため、持続的に戦果の報道が行われ、こうして政治のため、直接利用しうる世論操作機関が創造されたのです。

連邦総理府では歴史的大事件100周年を記念して、オーストリア国立文書館とともに、特別展「号外!戦時中のメディア19141918を開催します(会場:ポルチャ宮殿)。

軍事史博物館では、従来の常設展示を一新した第一次世界大戦部門が2014年6月28日にリニューアルオープンします。年代順展示に地理的構成を加え、テーマ別展示によって、当時を浮き彫りにしています。とりわけ1914年から1918年に関しては所蔵品が豊富で、サラエヴォ事件の自動車、皇位継承者フランツ・フェルディナント大公が着ていた軍服など、歴史的に貴重な展示品が見られます。第一次世界大戦は、非戦闘員たる一般国民が大々的に巻き込まれた最初の戦争でした。都市は「銃後」となり、市民は否応なく戦争の一端を担うこととなりました。当時の戦場は都市部から遥か彼方にありましたが、市民の日常生活には直接、大きな影響がありました。

カールスプラッツのウィーン・ミュージアムで開催される「第一次世界大戦のウィーン:写真とグラフィックで見る都市生活」は、様々な角度から「銃後」の世界を浮き彫りにします。

  • Totentanz. Egger-Lienz und der Krieg「死の舞踏」エッガー・リエンツと第一次世界大戦 2014年3月7日〜6月9日, Belvedere – Unteres Belvedere, Orangerie, Rennweg 6, 1030 Vienna, www.belvedere.at
  • Die Würde des Menschen「人間の尊厳」 2014年3月25日〜5月31日 MUSA Museum Startgalerie Artothek, Felderstraße 6-8, 1010 Vienna, www.musa.at
  • Weltuntergang. Jüdisches Leben und Sterben im Ersten Weltkrieg「世界の没落:第一次世界大戦におけるユダヤ人の生と死」 2014年4月2日〜9月14日, Jüdisches Museum Wien, Palais Eskeles, Dorotheergasse 11, 1010 Vienna, www.jmw.at
  • Franz is here! Franz Ferdinands Reise um die Erde「フランツはここに!フランツ・フェルディナント大公の世界旅行」 2014年4月9日〜11月2日, Weltmuseum Wien, Neue Burg, Heldenplatz, 1010 Vienna, www.weltmuseumwien.at
  • An meine Völker! Der Erste Weltkrieg 1914-1918「臣民に告ぐ!第一次世界大戦1914-1918」 2014年4月10日〜11月2日, Österreichische Nationalbibliothek, Prunksaal, Josefsplatz 1, 1010 Vienna, www.onb.ac.at
  • Krieg und Technik「戦争と技術」 2014年5月8日〜12月28日, Technisches Museum Wien, Mariahilfer Straße 212, 1140 Vienna, www.technischesmuseum.at
  • Trotzdem Kunst! Österreich 1914-1918「戦時下の美術!オーストリア1914-1918」 2014年5月9日〜9月15日, Leopold Museum, MuseumsQuartier, Museumsplatz 1, 1070 Vienna, www.leopoldmuseum.org
  • Extraausgabee! Die Medien und der Krieg 1914-1918「号外!戦時中のメディア1914-1918」 2014年6月2日〜10月31日, Palais Porcia, Herrengasse 23, 1010 Vienna, www.oesta.gv.at
  • Heeresgeschichtliches Museum 軍事史博物館, Arsenal, Objekt 1, 1030 Vienna, www.hgm.or.at
  • Wien im Ersten Weltkrieg - Stadtalltag in Fotografie und Grafik「第一次世界大戦のウィーン:写真とグラフィックで見る都市生活」 2014年9月18日〜2015年1月11日, Wien Museum, Karlsplatz, 1040 Vienna, www.wienmuseum.at

コンタクト:

ウィーン市観光局
国際メディア部 日本担当
Vienna Tourist Board
Verena Hable
Tel. (+ 43 1) 211 14-363

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