2011年ウィーン芸術週間

写真データのダウンロード こちら

 

 

 

 

 

 

 

2011年ウィーン芸術週間の音楽プログラムでは、ジュゼッペ・ヴェルディが焦点です。アン・デァ・ウィーン劇場を舞台に、リュック・ボンディが「リゴレット」を演出します。これはヴェルディ演出三部作のスタートで、2012年の「椿姫」、2013年の「イル・トロヴァトーレ」へと続きます。これと並行する現代の三部作はベアート・フラーの「砂漠の本」で、クリストフ・マールターラーが演出し、ミュージアム・クオーターのホールEで上演されます。

カール教会を背景とするカールスプラッツの広場というユニークな会場では、2001年に世を去った作曲家ヤニス・クセナキスの「オレステア」が、カルルス・パドリッサの演出で上演されます。

芸術週間の基本ルートである「イントゥー・ザ・シティ」のため、オーストリアの作曲家ベルンハルト・ガンダーに委嘱された作品は、コルネリウス・マイスター指揮するウィーン放送交響楽団によって初演されます。会場はショッピングセンター・ドナウ・ツェントルムです。

演劇プログラムは地理的に極めて大きく広がり、グリーンランド、カザフスタン、マリ、コロンビアからのプロダクションも登場。日本の若手世代は3つのプロダクションを紹介します。ボゴタの「ドキュメンタリー・パフォーマンス」には、カーニバルと麻薬戦争がミックスされています。レバノンのワリッド・ラードは、ティッセン・ボルネミッツァ・アート・コンテンポラリーにおいて、戦争による芸術の消滅を取り上げます。ハンガリーのコルネール・ムンドルツォー監督は、2台のトラックを舞台に、東欧の人身売買やポルノをテーマとするリアルフィクションを展開します。レイキャビクのアーチストグループ、クヴィス・ブーム・バングの舞台では、観客も指示に従って演じなければならず、従って観客は存在せず、皆が演技者となります。

もちろん、前年に登場した著名な演出家2011年の芸術週間にも再び新たな作品を紹介します。ピーター・セラーズは、ノーベル文学賞受賞作家トニ・モリスンのテキストを舞台化し初演します。パトリス・シェローは、ヨン・フォスの2作品を対置し、フランク・カストルフは、ドストエフスキーの「賭博者」を舞台化します。ウィーン芸術週間開幕式は、2011513日、市庁舎前広場で盛大に祝われ、入場無料です。

Wiener Festwochen 

ウィーン芸術週間
2011年5月13日〜6月19日
www.festwochen.at

 

 

Teilen, bewerten und Feedback
Rate this article
Feedback to the vienna.info editorial team

Please complete all the mandatory fields marked with *.

Title *
Title